十勝にもゴールドラッシュがあった!?

「ゴールドラッシュ」。金脈を探し一攫千金を狙って人々が湧いたアメリカの話しということは、知っている人も多いはず。実は、この十勝にもゴールドラッシュがあったのは知っていますか?

 

 

それは、明治30年頃、大樹町を流れる歴舟川で起こりました。

歴舟川で砂金が採れるという話を聞き、全国各地から人々が黄金の夢を抱いて集まったのです。最盛期には1,000人を超える人が集まり、砂金採りに明け暮れたのです。

 

 

歴舟川は「大水が出る川」と人々に古くから呼ばれていました。その呼び名の通り、激しい流れが川底を削り、上流から土砂と一緒に砂金を運んできたのです。その当時は発掘量も多く、多くの富を手にした人もいました。

 

 

現在この歴舟川での砂金で生活する人はいませんが、砂金採りを体験することができます。大樹町の道の駅で、砂金を掘る道具「カッチャ」と「ゆり板」が借りれます。運と根気があれば、キラリと光る砂金を見つけることができるかもしれません。あなたも一攫千金の夢を見てみませんか?