経理 K塚さん、
「私のイチオシ十勝!」
K塚さんのオススメ柳月
とんとろ饅頭
「BBQの〆にちょっと炙って食べてます。香ばしくなり美味しいので試してほしいです♪あと北のふれあいも焼くと美味しいです♪」
今回柳月スタッフのK塚さんが紹介してくれたイチオシのスポットは「帯廣神社」です。
帯広駅より車で約5分ほど離れた国道38号線沿いに帯廣神社はあります。市街地に近く車通りの多い場所ですが、境内を進むと多くの木々に囲まれ静かで厳かな雰囲気に包まれます。
帯廣神社は開拓の三神と称される「大國魂神(おおくにたまのかみ)」、「大那牟遅神(おおなむちのかみ)」、「少彦名神(すくなひこなのかみ)」を祀り帯広の地を見守り続けている神社です。
敷地は約1万坪と広く、ハルニレ、クルミ、サクラ、カツラなどの樹木が自生し、アカゲラやハシブトガラ、シジュウカラなどのたくさんの野鳥やエゾリスなどが訪れます。
たくさんの方が参拝に訪れる帯廣神社の人気の理由の一つに、「花手水(はなちょうず)」があります。
手や口を清める手水舎を花いっぱいに飾る花手水。帯廣神社では令和元年5月天皇陛下ご即位のお祝いから始め、年6回ほど開催されています。コロナ禍で感染対策のため手水ができなくなった代わりに花を飾る神社が全国的に広がっていますが、帯廣神社の花手水は必見です。特に夏詣期間中(6月下旬~8月中旬)は、手水舎にきらきら輝くシャボン玉風鈴がずらっと飾られ、目でも耳でも涼の癒しを感じさせてくれます。
K塚さんは毎年何度も通うほどの花手水ファン。帯廣神社のSNSで開催時期をチェックし、期間中の天気の良い日の朝思い立ったらすぐ神社に車を走らせるそうです。「朝だと人が少ないので、ゆっくり写真を撮ったりして楽しめれるのでおすすめですよ。」とK塚さん。
他にも夏の神社の見どころを教えてくれました。
それは、緑の木々に囲まれた「緑の池」。
境内の西側の奥にある小さな池で、夏の時期には池の水面全てが浮草に覆われ緑一色の風景に変わります。緑の木々の隙間から夏の日差しが池を照らす景色はとても神秘的です。
池には飛び石があり歩くことができるのですが、池の水面があまりにも緑に覆われているため芝生と勘違いし池に落ちてしまう人がいるとの話しも。まさかと思っていたK塚さんでしたが、実際に見た時にたしかにこれは勘違いすると思ったそうです。飛び石を渡るときには注意が必要なようです。
※池はとても浅いので溺れる心配はありません。
人気の理由はもう一つ。冬の境内には「雪の妖精」と呼ばれる愛らしい姿で人気の「シマエナガ」が訪れます。運が良ければ見ることができるかもしれません。冬の参拝の際は少し散策を楽しんでシマエナガ探しもいいですね。
シマエナガ好きでも、そうでなくても、きっと欲しくなるものが帯廣神社にはあります。それは陶器でできた「シマエナガみくじ」。おみくじなのについつい何個も欲しくなってしまうほどのかわいさです。他にもシマエナガが描かれた絵馬や御朱印帳があり、参拝の記念にしたくなります。
シマエナガの他にも、変わった絵馬やおみくじがあります。
御神木である桂の木の葉の形(ハート形)の「かつらぶみ絵馬」は、縁結びの絵馬。また、帯廣神社に祀られている大那牟遅神の別名は縁結びのご利益がある大国主神でもあるので、さらにご利益がありそうです。この絵馬の授与は、桂の木に葉が芽吹く4月中頃から葉が散るまでの10月末日まで。通常は緑色の絵馬ですが、満月の時にはピンク色の絵馬が特別に授与されます。
「鮭みくじ」は道外から来た人におすすめ。北海道各地の神社のご当地みくじ「えぞみくじ」の一つで、帯廣神社は鮭をモチーフにしています。おみくじを引くときは小さな釣竿で鮭を引き上げたり、お告げは北海道弁で書いてあったりと楽しさ満載です。
初詣だけではなく、季節が変わるたびに地元の人も何度も足を運びたくなる魅力あふれる帯廣神社。十勝に訪れる際はぜひ立ち寄ってみては?
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